福岡県で備蓄米はどこで買える？古古米の味や品質について調査

福岡県でも話題になっている「備蓄米」の一般販売。

政府が保管していた2021年〜2022年産の古古古米が、2025年6月以降に各店舗で販売される予定です。
「どこで買えるの？」「値段はいくら？」「まずいって本当？」と気になっている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、

福岡県で備蓄米が購入できる店舗や販売時期、古いお米の品質や味について詳しくご紹介します。

米の価格が高騰している今、安くて安全なお米を手に入れたい方はぜひチェックしてください。

 福岡県で備蓄米はどこで買える？値段や購入可能な時期は

5月31日現在では、福岡や佐賀にはまだ備蓄米が届いていないため、販売時期は早くて来週半ばになるそうです。

以下では、どの店舗で値段やいつから買えるの？についてまとめています。

1. ミスターマックス

• 販売開始時期：2025年6月上旬予定

• 価格：5kg 税抜き1000円台を目指す

• 特徴：福岡市東区に本社を置くディスカウントストア。県内に25店舗を展開し、2022年産の政府備蓄米を4980トン申し込み済み。

2. カインズ

カインズは2022年産の備蓄米を5000トン購入しています。

• 販売開始時期：未定（準備中）

• 価格：5kg 税込み2160円を目指す

• 特徴：全国に259店舗を展開するホームセンター。福岡新宮店では特設売り場の設置準備が進行中。

3. コスモス薬品

コスモス薬品では、準備が出来次第店頭で告知されます。

• 販売開始時期：2025年6月4日～

• 価格：5kg 税込み1980円を予定

• 特徴：福岡県内に約200店舗を展開。2022年産の政府備蓄米を2万トン販売予定。現在台湾産米やカルローズ米なども提供中。

4. イオン九州

• 販売開始時期：2025年6月上旬予定

• 価格：5kg 税込み2138円を予定

• 特徴：九州各地に店舗を展開する大手スーパー。

5. ドン・キホーテ

• 販売開始時期：2025年6月上旬予定

• 価格：5kg 2000円台を検討中

• 特徴：全国展開のディスカウントストア。

6. サンドラッグ / ダイレックス

• 販売開始時期：未定（準備中）

• 価格：5kg 税込み2160円を予定

• 特徴：ドラッグストアチェーン。

7. マルキョウ

• 販売開始時期：未定

• 価格：5kg 2000円程度を予定

• 特徴：福岡県を中心に展開する食品スーパー。

８．コンビニエンスストア（ローソン・ファミリーマート・セブン-イレブン）

コンビニ大手３社は、2021年産の古古古米を購入しており、早くて６月９日以降５㎏1800円程で販売予定となっています。

ローソン

福岡での販売は6月14日(土）から。

沖縄県ー除く、全国で販売開始されるようです。（ローソン100を除く）

2021年産の2kg、756円での販売で一人暮らしの方にもお手頃に買えるので、ローソンか近くにある方はちょくちょくチェックして、早めに手に入れた方が良さそうです！

ファミリーマート

6月5日（木）から東京・大阪で先行販売されますが、九州地方は6月下旬が予定となっています。

ファミマでは、初日の東京都での販売で２０分で完売したそうです。

1人1点のみの制限があり、予約や問い合わせは受け付けないということです。

ファミマは2021年産、1kg388円の販売です。

セブン-イレブン

セブン-イレブンでは、6月17日から東京・大阪・四国地方で販売され徐々に全国に拡大していくそうです。

福岡県は18日以降になるでしょうが、全国に行きわたるのは6月末までとされています。

いつになるのか事前の告知がないため、朝のニュースなどをチェックするといいですね。

セブン-イレブンでの備蓄米は、節水や利便性を重視して無洗米に加工して、2kg775円で販売されます。

９．ドラッグ・セイムス/ドラッグストア・モリ/ロピア

• 販売開始時期：未定（準備中）

• 価格：未定

１０．ラ・ムー

• 販売開始時期：6月第１週の週末頃

• 価格：5kg 税込み1980円を予定

備蓄米はいつの米？いつまで販売される？味はまずくない？

そもそも政府備蓄米とは、

備蓄米はいつの米でいつまで販売？

味はまずいくないの？においや食感の違いはある？

政府備蓄米の味については、実際に食べた人から「炊き方次第で美味しく食べられる」「少し硬めだが問題ない」といった感想が挙げられています。

一方で、「風味が落ちている」「パサつきが気になる」と感じる人もおり、評価は分かれています。

小泉進次郎農林水産大臣は試食後、「普通に食べられる」とコメントしており、調理方法や保存状態によって味の感じ方が変わるようです。

実際に食べてみないとわかりませんが、一般の家庭の保管とは異なる湿度や温度の管理が行き届いた施設で保存されているお米ですので、味が食べられない程まずいということはないと思います。

家庭でお米を安全に保管する方法

お米を購入したら、まず密閉容器に小分けにして冷蔵庫の野菜室で保存することをおすすめします。

購入したままのお米の袋は、空気を通すため酸化したり小さな虫が発生する可能性があります。

本来ならお米は早めに食べきるのが理想ですが、物価高の今はそうもいきませんよね。

だからこそ、保存方法に気をつけて、家計の負担を少しでも軽くできたらうれしいですね。

古いお米を美味しく炊く方法

以下に「古いお米（古米・古古古米など）」を美味しく炊き上げるための方法を5つご紹介します。

1. 米をよく研ぐ

古いお米は油分や臭いが残っていることが多いため、最初の水はすぐに捨てて、3～4回しっかりと研ぎましょう。

研ぎすぎると旨味が逃げるので、白く濁る程度を目安に。

2. 浸水時間を長めにとる

古米は水を吸いにくくなっているため、炊く前に最低でも1時間以上は浸水させましょう。

夏場は冷蔵庫内で浸水すると臭いを抑えやすくなります。

3. 酒とみりんを加える

炊飯時に日本酒大さじ1、みりん小さじ1を加えることで、臭みがやわらぎ、ふっくらとした炊き上がりになります。

風味も良くなり、食べやすくなります。

4. サラダ油やごま油を数滴入れる

炊飯時にサラダ油やごま油を1～2滴加えると、コーティング効果でご飯のパサつきが抑えられ、ツヤが出ます。

入れすぎには注意し、ほんの少しがポイントです。

5. 古米と新米をブレンドする

味や食感のバランスを整えるために、新米2：古米1の割合でブレンドすると、クセが目立たなくなります。

炊飯後も美味しさを保ちやすくなります。

まとめ

福岡県での備蓄米販売は、2025年6月上旬以降、各ドラッグストアやスーパーで順次開始される見込みです。

販売されるのは2021〜2022年産の古古古米で、「まずいのでは？」と不安になる方もいるかもしれませんが、実際には適切な保存管理のもとで品質が保たれており、炊き方次第で美味しく食べられます。

物価高のいま、お得にお米を購入できるチャンスです。

販売開始を見逃さないように、見かけたら早めに手に取ってみてはいかがでしょうか？