2025年のふたご座流星群の活動が極大になるのが12月14日と言われています。
ふたご座流星群の一般的な出現時期は、12月4日～12月17日頃で12月中旬に入ると数が増加しますが、極大を過ぎると流星数が徐々に減っていきます。
今年はふたご座流星群と満月が重なり夜でも空が明るいので極大日は見えにくくなるようです。
ですが、流星の中でも比較的明るい流星は見えるかもしれないということなのでお天気が良ければ充分期待できそうです。
この記事でわかること
- ふたご座流星群2025の福岡で見える方角
- ふたご座流星群2025の福岡で見える日時
- ふたご座流星群2025の福岡で見える観測スポット
ふたご座流星群2025の福岡で見える方角
北東の空から昇ってきて、放射状に流れるので空が広く見える場所だとどの方角でも観測できます。
方角の目安は空を見上げた時に、南の空に冬の大三角形、北東に北斗七星が見えます。
なるべく街灯の少ない高台がおススメですが、安全を充分確保して観測しましょう。
画像引用：国立天文台
ふたご座流星群2025の見える日と時間
ふたご座流星群は12月13日から12月14日と12月14日から12月15日のそれぞれ夜から明け方まで見られます。
流星の活動が最も活発になるのが、東京では12月14日21時頃で1時間当たり30個の流星が見えるのではと予想されているので、街の明かりが少ない地域でも同じようにみえるのではないかと思います。
昨年2024年は満月の影響で空が明るく見えにくい場合もありましたが、2025年は月明かりの影響はほとんど無いということです。
晴れていれば、極大前日からも流星群がみられるそうなのでどちらかと言えば、13日の土曜日から14日の日曜日にかけて観測したいですね。
14日から15日を狙う方は、お昼寝をたくさんしておいた方が良さそうです。
最も多く流れ星が見られるいわゆる極大夜は、12月14日夜から15日明け方にかけてと予想されます。空の暗い場所で観察した場合、14日21時頃にはすでに1時間あたり30個の流星が見えることが予想されます。放射点が高くなる14日23時から15日2時頃にかけては、1時間あたり50個程度と多くの流星が見えることが期待されます（東京付近の場合、以下同じ）。その後は細い月が昇ってきますが、明け方にかけて1時間あたり35個から45個程度の流星が予想されます。
引用：国立天文台（NAOJ)
ふたご座流星群2025の観測できる場所
福岡県内でふたご座流星群を観察できる場所はたくさんあります。
キャンプ場などもその一つなのですが、12月と寒い時期なのでしっかり防寒して楽しみましょう。
公園などは空に木が重なっていたり街灯が明るすぎたりして見えない場所もあるので、遮るものがない場所を事前に下見しておくことも大切です。
公共の施設は営業時間があるのでご注意ください。
星の文化館・星のふるさと公園（八女市）
星野村、星のふるさと公園内の木々が色付いています。星の文化館天文台の星見展望台からの眺めです。 #星野村 #紅葉 #平和の広場 pic.twitter.com/Bn4uCJ1VrG
— 星野村☆星の文化館天文台 (@hoshibun_staff) November 3, 2021
九州最大の巨大望遠鏡のある天文台があり、周辺には宿泊施設やキャンプ場、温泉があります。
山に囲まれた場所ですが、見晴らしが良く空を遮るものが無い公園での観測ができます。
流星群の観測イベントなどを行っているときもあるので、公式XやInstagramをチェックしてみてくださいね。
カーナビでは「星のふるさと公園」「星の文化館」と入力すると迷わずすみますよ。
鷹巣原高原(田川郡）
近くに英彦山青年自然の家やキャンプ場などがあります。
秋に紅葉やススキが一面に広がり、空が近くに感じられる場所です。
街灯が少ないので流星もたくさん発見できるのではないかと思います。
米ノ山展望台（糟屋郡）
頂上まで車で行くことができますが、頂上付近の道路がかなり狭いので気を付けてください。
空に遮るものがなく夜景も綺麗に見えるのですが、夜景の光はあまり目に入れない方が星は良く見えますね。
防寒対策をしっかりしてお出かけください。
平尾台(北九州市)
ソラランドキャンプ場より上の展望所は真っ暗で、野生の動物がいるので静かに複数人で出かけた方がいいです。
お天気が良ければ、星がきれいに見える場所です。
月明かりで街頭がなくても明るいかもしれませんね。
高塔山（北九州市）
皿倉山はケーブルカーの下りの最終時刻は20:00なので、頂上で観測することができません。
高塔山はそれほど高い山ではないものの、空もスッキリ広く見られます。
駐車場やトイレもあるのと歩いてでも登れるので気軽に行けるスポットです。
まとめ
ふたご座流星群2025福岡から見える方角・時間、観測スポットについて、ご紹介しました。
福岡で見えるのは
- どの方角でも見られる
- 12月13日～14日、14日～15日の21時以降から朝方3時くらい
- 観測スポットは：星のふるさと公園・鷹巣原高原・米ノ山展望台・平尾台・高塔山
何日か前から天気予報をチェックして、行けるスポットを探してみましょう。
12月の夜中はとても寒いので、ダウンジャケットや毛布やシート温かい飲み物、防犯グッズなどを持ってお出かけくださいね。
