天才ピアニストとして知られる牛田智大(うしだともはる)さん。
幼い頃から数々のコンクールで輝かしい成績をおさめ、その繊細で深みのある演奏に魅了される方も多いですよね。
そんな牛田さんが、どこの大学に通っているのか気になっている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、牛田智大さんの大学や選んだ理由、さらにピアニストとしての経歴や結婚のうわさについても、まとめてみました。
牛田智大とは?プロフィールと経歴
はじめに、牛田智大さんのプロフィールや経歴についてご紹介していきますね。
牛田智大さんのプロフィール
牛田さんは、日本人クラシックピアニストとして史上最年少の12歳でユニバーサルクラシックスより、デビューアルバム『愛の夢』を発表しています。
- 名前:牛田智大(うしだともはる)
- 生年月日:1999年10月16日(2025年で25歳)
- 出身地:福島県いわき市、生後父親の転勤により上海へ、小学生から愛知県名古屋市
- 学歴:フレデリック・ショパン音楽大学(ポーランド・ワルシャワ)在学中
- 身長:約173cm
- 好きな食べ物:和食
- 師事:ピオトル・パレチニほか
牛田智大さんの経歴
牛田智大さんの音楽人生は、3歳から始まっています。
家庭で流れていたクラシック音楽に自然と惹かれ、気づけばピアノが生活の一部になっていたそうです。
ピアノに触れた瞬間からその才能が花開き、5歳で早くも上海市のコンテストで1位を受賞しています。
幼いながらも音楽への情熱と集中力が際立っていたことがうかがえますね。
その後も快進撃は続き、8歳から参加した「ショパン国際ピアノコンクール in ASIA」では、なんと5年連続で1位を受賞!国内外から注目を集める存在となりました。
2011年には、人気音楽番組「題名のない音楽会」に出演し、わずか11歳でテレビデビューを果たしています。
小学生の頃にはすでにリストやショパンといった大作曲家の曲を弾きこなしていたとか。
ちょっと信じられないですよね。
でも実際に映像を観ると、音の一つひとつが丁寧で、子どもとは思えないほどの表現力があるんです。
さらに翌年の2012年、12歳という若さで「浜松国際ピアノアカデミー・コンクール」で最年少1位を獲得。
同年には日本クラシックピアニストとして史上最年少でCDデビューを果たし、その実力が確かなものとなりました。
牛田智大の出身大学は?
牛田さんは現在も海外の音楽大学で勉強を続けているようです。
牛田智大さんの通っている音楽学校はショパン音楽大学
牛田智大さんの通っている大学は、ポーランド・ワルシャワにあるポーランド国立ショパン音楽大学です。
ショパン音楽大学では、ピオトル・パレチニーに師事しています。
ピオトル・パレチニー氏(Piotr Paleczny)は、ポーランドを代表する世界的なピアニストで現在は79歳です。
牛田さんは2022年の10月から、春から夏はワルシャワで勉強に集中し秋から冬は日本で仕事をするというような生活をしているようです。
- 1826年~1829年までフレデリック・ショパンが在籍していました。
- 専攻分野:指揮・作曲、鍵盤器楽、管弦楽、声楽、音楽教育、音響
- 主な卒業生:ショパン、反田恭平、高橋多佳子、山本貴志
牛田さんがショパン音楽大学を選んだ理由
牛田さんがこの大学を選んだ理由は、ピオトル・パレチニー先生との出会いがきっかけです。
先生とは、牛田さんがまだ9歳の頃に出会い日本で何度もレッスンを受けていたそうです。
そのときにピアノの基本的なことをたくさん教わり、先生からはいつも「静寂を大切に」と言われていました。
ピアノというと、どうしても曲の強弱など音の出し方ばかりに意識が向きがちですが、牛田さんは先生の教えを思い出し、静寂を意識した表現をもっと深めたいと思ったそうです。
そして、もう一度ピオトル・パレチニー先生のもとで学びたいという想いからショパン音楽大学を選ばれたとのことです。
牛田智大は結婚してる?
牛田さんの結婚について気になる方も多いようですが、現在のところ結婚されているという情報は見つかりませんでした。
これまでに熱愛やお相手に関する報道も出ていないようです。
ピアノ一筋でこれまで努力を重ねてこられた方なので、今は演奏活動や音楽の勉強に集中されている時期なのかもしれませんね。
ファンとしては、そんな真摯に音楽と向き合う姿もとても素敵だなと感じます。
牛田智大のコンサート情報
2025年から2026年にかけての牛田智大さんが出演予定のコンサート情報は以下の通りです。
- NAMORI ミュージック・デイ2025 シンフォニックコンサート 2025年11月3日・京都
- 日本フィルハーモニー交響楽団 第412回 横浜定期演奏会 2025年11月22日・横浜
- 日本フィル 杉並定期演奏会 第78回 名曲に宿るスラヴの魂 2025年11月23日・東京
- クラシックのいろは2025 ~オーケストラで聴きたい!三大名曲選 PART1~ Vol.3 ロマンティックピアニズムと円熟のオーケストレーション 2025年12月6日・三重
- 東京都交響楽団 都響グランクラシックス ジョシュア・タン×牛田智大×都響 モーツァルト&ドヴォルザーク 名曲のニューイヤー 2026年1月10日・東京
- 東京交響楽団 名曲全集 第215回<後期> 2026年2月1日・神奈川
- 日本フィルハーモニー交響楽団 第154回さいたま定期演奏会 2026年3月28日・埼玉
まとめ
牛田智大さんは、幼い頃からピアノに情熱を注ぎ確かな実力と表現力で国内外から高く評価されています。
ショパン音楽大学へ進学した背景には、長年の恩師とのつながりやピアノの表現力を深めるといった新たな勉強のためでした。
結婚などの報道は現在のところなく、今も音楽活動に専念されているようです。
これからも世界を舞台に、さらなる成長と感動の演奏を届けてくれることでしょう。
まだ20代ながら、音楽に対する真剣な姿勢と、聴く人の心に寄り添う優しい演奏。
これからのクラシック界を引っ張っていく存在として、ますます楽しみです。